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労働相談で何でも話そう

どんな些細なことでも話をすることが解決の近道といわれるのが、労働相談です。弁護士や労働法に携わる専門分野で活躍する者が、しっかり聞き手になります。マンツーマンで相談ができますし、顔出し、名前出しがNGであれば、電話やメール、SNSなどからも相談可能です。労働相談では、社員登用制度がありながらも、男性活躍中を謳う求人情報に応募した後、「女性だから」「いずれ辞めるんでしょ」などの差別化される現状に悩み、相談する女性も少なからずいらっしゃいます。もちろん、男性活躍中ということは、それだけ限定された職種、業務内容なのでしょう。例えば、建築業のうちの1枚あたり30キロ以上もある石膏ボードなどを運ぶ建築資材運搬であれば、男性でなければハードワークであるのは誰の目から見ても判断できます。女性にとって体力勝負となるならば、すぐに辞めてもらっては雇用側も痛手です。ですから、社員登用制度も謳います。それだけに、女性でも男性社会で活躍ができる分野では、女性も活躍中という求人広告でなければ不安になります。軽作業や点検などあり、こうした女性目線でも求人広告を打ち出してほしいものです。

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